国民食であるお米で作ったお菓子、おせんべい・おかき・あられとは? | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジン

国民食であるお米で作ったお菓子、おせんべい・おかき・あられとは?

2014/04/14 MATCHA

日本人の主食、お米。お米が大好きな日本人は、水と一緒に炊いて白飯として食べる以外にも、酒、味噌、酢、餅など、様々な食品に加工して、その味わいを楽しんできました。

今回はそんなお米が原料の食品の中でも、子供から大人まで、みんなに愛され続けるお米のお菓子、おせんべい、おかき、あられについてお話させていただきたいと思います。

お米のお菓子、いわゆる「米菓」とは?

国民食であるお米で作ったお菓子、おせんべい・おかき・あられとは?

米菓とは、その名の通り、お米から出来たお菓子のこと。「米菓」という言葉は、お菓子の分類を指すため、日本人は誰も「米菓食べたい!」とは言いません。米菓のうち、おせんべいやおかき、あられなどが各お菓子の名前であり、老若男女に親しまれている、日本でとてもポピュラーなお菓子です。

おせんべい・おかき・あられの違いって?

とは言え、日本人でもちょっと答えに困ってしまう、この質問。実は、原料となるお米の種類と、大きさが異なります。もっと言えば、うるち米で出来ているのがおせんべいもち米で出来ているのがおかき、おかきより小さいものがあられです

国民食であるお米で作ったお菓子、おせんべい・おかき・あられとは?

ちなみに、定食屋さんなどで出てくる白飯は、うるち米。お餅の原料となる、うるち米よりもちもち感があるお米が、もち米です。(そのままですね。)

おせんべいとは?

発祥は飛鳥時代、実に1400年も前になります。昔は塩味がメインだったそうですが、基本的に味付けは「醤油」。お寿司にも醤油、お豆腐にも醤油、おせんべいにも醤油です。

かじるとバリンと音がする固焼きや、反対に小気味よく簡単に割れる薄焼き、海苔を巻いたものや一味が振られたもの、更には濡れせんべいなど、一言におせんべいと言っても形状や味は様々です。日本のスーパーに行けば、そのバリエーションの豊かさにきっと驚くことでしょう。

■私のお気に入り:金吾堂「黒こしょう煎餅(せんべい)」(参考価格:180円)
国民食であるお米で作ったお菓子、おせんべい・おかき・あられとは?
写真:金吾堂公式HPより

パリッとした歯触りの良い、薄焼きの醤油おせんべい。黒こしょうのピリっとした辛みが癖になります。サイズも小さめで、個包装なので手軽にいただけます。

おかきとは?

突然ですが、鏡餅って、ご存じでしょうか? 日本には、毎年お正月が近づくと、一年の始めを神様と共にお祝いする、という意味を込めて、鏡餅を家の中に飾る風習があります。鏡餅はお正月の飾りなので、当然片づける日がやってきます。それを鏡開きと言うのですが、おかきとは、その鏡餅を欠き割って、揚げたり焼いたりしたもののことを指します。

ちなみになぜ欠き割るかと言うと、神さまに備えた鏡餅に包丁や刀を入れるのは縁起が悪い、と考えられたためなのです。そのため、槌(つち)というトンカチのようなもので、割砕きました。なので、おかきは形がちょっといびつな印象です。

■私のお気に入り:岩塚製菓「新潟ぬれおかき」(参考価格:250円)
国民食であるお米で作ったお菓子、おせんべい・おかき・あられとは?
写真:岩塚製菓公式HPより

ちょっと変わり種の、ぬれおかき。サクッとしたおかきに特製の醤油だれを染み込ませ、もっちりしっとりした食感に仕上げたおかきです。一度食べるとその魅力にハマります。

あられとは?

あられとは、餅を砕いて大鍋で炒る音が「霰」(天候のあられ)に似ている事から、その名が付いたお菓子のことです。かつては、おかきは庶民のお菓子、あられは宮廷で出された「おもてなし用」のお菓子とされていたり、炒ったり揚げたりと、調理法によって分類されてもいたそうですが、現在は大きさ以外に明確な違いはありません。おかきより小さいもの、具体的に言うと1センチ以下くらいの小粒なおかきが、あられと呼ばれています。(関西ではあられのこともおかき、と呼ぶなど、地方によって若干異なります)

■私のお気に入り:きらら「チーズあられ」(参考価格:140円)
国民食であるお米で作ったお菓子、おせんべい・おかき・あられとは?
写真:きらら公式HPより

ちょっと甘めの小粒なあられに、チェダーチーズやゴーダチーズをたっぷりと詰め込んだこちらの商品。同じシリーズの海苔巻チーズあられもおすすめです。

番外編 ~おせんべいの食べ方~

米菓については、特に食べ方に決まりがあるわけではありません。手でつまみやすい大きさのものも多いですし、個包装になっていたりしますので、好きな時に、好きなように食べて下さい。

ただ、おせんべいに関しては日本人の間でもちょっとした食べ方論争が巻き起ることもあり、それがちょっと面白いので、ここでご紹介させて下さい。

[1]「食べやすい大きさに割ってから、食べる」派
国民食であるお米で作ったお菓子、おせんべい・おかき・あられとは?

[2]「遠慮なくそのまま齧り付く」派
国民食であるお米で作ったお菓子、おせんべい・おかき・あられとは?

まぁ、どちらでも良いんです。本当に。「前者の方が上品」「食べやすくなる」という人もいます。でも、個人的には是非とも大きめの厚焼きおせんべいに齧り付く、という体験を一度はしてみて欲しいと思います。

お茶請けの定番、おせんべい

さて、日本人のおやつに欠かせないおせんべい、おかき、あられについてご理解いただけましたでしょうか? 浅草や鎌倉の参道にも焼き立てのおせんべいを売るお店がありますし、デパートにはギフト用に綺麗に包装された商品が、コンビニやスーパーでは手軽に買える価格帯の商品がたくさん売っています。

ヘルシーで美味しい日本の米菓、食べたことがない!という方は、是非一度、ご賞味あれ!

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