世界遺産に登録されている、日光東照宮の見どころを紹介! | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジン
世界遺産に登録されている、日光東照宮の見どころを紹介!

世界遺産に登録されている、日光東照宮の見どころを紹介!

日本を代表する世界遺産の1つでもある「日光の社寺」。その中でももっとも有名なのが「日光東照宮」です。東照宮には見ざる、言わざる、聞かざるの「三猿」や「眠り猫」や「想像の象」などの有名な彫刻があります。また陽明門や唐門や国宝に指定されているものもあります。この記事では東照宮の見どころを紹介します。

2015/11/05 Keisuke Yamada

日本を代表する世界遺産の1つでもある「日光の社寺」。その中でももっとも有名なのが「日光東照宮」ではないでしょうか。なぜなら「日光東照宮」は徳川家康(※1)が祀られている神社だからです。

現在の複数の社殿は、ほとんどが1636年に3代将軍の家光(※2)による「寛永の大造替」で建て替えられたものです。そして、境内(けいだい)には国宝が8棟重要文化財34棟を含む全部で55棟の建造物が並んでいて、その華麗で細かい装飾と豪華な造りは圧巻です。その装飾の数々は、なんと5000点以上もあると言われています。

日本全国から集められたすぐれた職人によって、建物には漆や極彩色がほどこされていて、柱には数多くの彫刻が飾られているのが特徴です。

そこで今回は、日光東照宮の見所を紹介します。

※1・・・徳川家康(とくがわいえやす):戦国時代(1467〜1590年)から安土桃山時代(1573〜1603年)にかけての武将・戦国大名(支配した人)。
※2・・・徳川家光(とくがわいえみつ):江戸幕府(1603年に徳川家康が創った政権)の3代目の将軍(※3)
※3・・・将軍(しょうぐん):比較的大きな軍隊の指揮官に与えられる称号

東照宮の入り口

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東照宮の入り口です。多くの旅行者がここで記念撮影をしています。ここから約1.5〜2時間あれば、ゆっくりと東照宮全体を見ることができます。

五重塔

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この五重塔は1650年に建てられましたが、火事で焼失してしまった為1818年に再度建てられました。五重塔はそこまで大きくはありませんが、五重塔の赤が木々の緑に囲まれいて、美しさが際立っています。

表門

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左右に仁王像(※4)があるので、仁王門と呼ばれることもあります。正面には寺院で見られる仁王像、背面には神社で見られる狛犬が置かれています。これは国内でも珍しく、神仏習合(しんぶつしゅうごう:神道と仏教が混ざり一つになっていること)の流れで東照宮に建造されたと言われています。

※4・・・仁王像(におうぞう):口を開いている阿形(あぎょう)像と、口を結んでいる吽形(うんぎょう)像の2体を一対として仁王像と呼びます

想像の象

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想像の象」は、上神庫の上にある象の彫刻です。ちなみに「神庫」は神様のお道具箱のことで、祭りに使われる道具などが保管されています。東照宮には上神庫、中神庫、下神庫の3つの神庫があり、合わせて三神庫と言われています。

上神庫の想像の象は、彫刻を作成した狩野探幽(かのう たんゆう)が実際の象を見たことがなく、想像で造ったため実際の象とは少し違うと言われています。

見ざる・聞かざる・言わざる

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見ざる・聞かざる・言わざる」で有名な彫刻ですが、正式には三猿といいます。この彫刻は神厩舎(しんきゅうしゃ)という神に仕える馬が入る家の壁面に彫られています。

なぜここに猿の彫刻があるかというと、猿は馬の病気を治したり、馬の世話をするいわれていて、猿は馬の守り神だったからだそうです。

世界遺産に登録されている、日光東照宮の見どころを紹介!

私たちも、三猿の真似をして撮影してみました。

眠り猫

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奥宮(徳川家康を祀っている建物)に続く道の入り口の上部にある「眠り猫」は国宝に指定されています。とても小さいのでしっかりと見ないと見逃してしまうかもしれません。

また、この「眠り猫」ですが、左に寄って見ると猫が獲物を狙っているようにも見えます。平和を壊す者には制裁を加えるという徳川の力を眠り猫に表していると伝えられています。

奥宮

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眠り猫の門を通って石段を207段上ると、杉に囲まれた静かな地に徳川家康が祀られている場所「奥宮」があります。他の場所とは違い神秘的な場所であり、他とは違う時間が流れています。

唐門

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唐門」は全体が胡粉(ごふん:貝がらを焼いて作った白色の顔料)で白く塗られ、「許由と巣父」(※5)や「舜帝朝見の儀」(※6)など細かい彫刻が施されています。

※5・・・許由と巣父(きょゆうとそうほ):許由(きょゆう:中国の伝説上の人物)が潁水(えいすい:中国を流れる川)で耳のけがれを洗い落としているのを見た巣父(そうふ:樹の上に巣を作って住んでいたという、中国の伝説上の人物。)が、そのような汚れた水は牛にも飲ませられないとして牛を連れて帰った姿を表現した彫刻
※6・・・舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ):1月1日に,舜帝(しゅんてい:中国神話に登場する偉い人物)がたくさんの役人達から新年のあいさつを受けている場面を表現した彫刻

おわりに

日光東照宮は、紹介した他にも、多数の彫刻や素晴らしい建物がまだまだたくさんあります。この雰囲気だけは日光に直接足を運んだ人しか分からない雰囲気だと思います。

日本に来たのなら、日光東照宮まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

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Information

日光東照宮


住所:栃木県日光市山内2301
営業時間:4月~10月 8:00~17:00
11月~3月 8:00~16:00
(各期間とも受付は閉門30分前に終了)
定休日:無
Wi-Fi環境:-
クレジットカードの有無と種類:-
言語対応レベル:-
他言語メニューの有無:英語
最寄り駅:JR日光駅・東武日光駅
アクセス:JR日光駅・東武日光駅より東武バス
中禅寺温泉または湯元温泉行きで5分
「神橋」下車、徒歩8分
価格帯:大人・高校生1300円、
小・中学生450円
宗教情報:-
電話番号:0288-54-0560
公式HP:日光東照宮

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Keisuke Yamada
Hello, I'm Keisuke. living Asakusa Tokyo Japan. Love triathlon(Ironman), traveling, reading, eating and my job. I really really like Japan but I think Japan should be more kindly to traveler.

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