日本のことば事典「天満宮」 | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジン
日本のことば事典「天満宮」

日本のことば事典「天満宮」

訪日旅行客向けに、難しい日本語や日本ならではの用語について解説します。今回は、学業の神「藤原道真」を祀った神社「天満宮・天神」についての解説です。

2015/10/08 MATCHA

天満宮(てんまんぐう)」とは、9世紀ごろの貴族である菅原道真(すがわらのみちざね)をまつる神社のことです。日本全国には12,000ほどの天満宮があり、日本人は天神さま・天神さんと、親しみをこめて呼んでいます。

天満宮は受験生に大人気

菅原道真は、政治的には恵まれなかったのですが、大変優れた学者であったことから「学問の神様」として広く信仰されるようになりました。
特に、防府天満宮(山口県防府市)、大宰府天満宮(福岡県太宰府市)、北野天満宮(京都市上京区)は「日本三天神」と呼ばれ、春の受験シーズンには多くの受験生が合格祈願に訪れます。

日本のことば事典「天満宮」
学問の神様が祀られている東京の「湯島天神」に行こう!より

各地の天満宮には、菅原道真の使者とされる「」の像があります。お参りに来た人は、自分の身体の悪いところをなでた後、牛の像の同じところをなでると、自分の悪いところが治ると言い伝えられています。また、牛の像の頭をなでると頭が良くなるとも言われていることから、受験生にこの「なで牛」は大人気です。

大阪は「天神祭り」で盛り上がる

古くから大阪市民に「天満(てんま)の天神さん」と呼ばれている「大阪天満宮」(大阪市北区)は、お祭りでも有名な天満宮です。

毎年7月24日から25日にかけて行なわれる「天神祭」は、1000年以上の歴史を誇る日本三大夏祭りの1つとして、毎年100万人を超える人でにぎわいます。近くの商店街にはお神輿、大川には多くの船が行き交い、屋台もたくさん出て、クライマックスでは夜空を彩る花火が打ち上げられます。
「コンコンチキチキ♪」という、打楽器のお囃子(はやし)が聞こえると、本格的な夏の到来を感じる人が多いようです。

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