【SHITAMACHI】江戸を知るならゼッタイに外せない、「深川江戸資料館」 | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジン
【SHITAMACHI】江戸を知るならゼッタイに外せない、「深川江戸資料館」

【SHITAMACHI】江戸を知るならゼッタイに外せない、「深川江戸資料館」

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東京の東端に位置する清澄白河駅。ここから徒歩3分のところに、「深川江戸資料館」というスポットがあるのですが、ここは、江戸時代の庶民の生活を理解しようと思ったら、ゼッタイに外せない場所。

“ゼッタイに外せない“などというと大袈裟な感じもしますが、そう思わせられる感動ポイントが3つあるんです。

その感動ポイントの前に、まずは外観。いたって普通の建物です。

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この外観のせいで、「いわゆるフツーの資料館だろう」というふうに考えてしまいます。私はそうでした。ものすごく低い期待値でスタートです。今はそれでいいんです。まずは、中に入っていきましょう。有料の施設となります。大人ひとり400円(団体割引でひとり300円)です。

これが1Fにある常設展示の入り口。

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清澄白河駅のある深川エリアとゆかりのある有名人たちが紹介されます。こんな感じでずっと続くのかなと思っていたら……。

【感動ポイント1:地下の吹き抜け大スペースに再現された江戸の街】

先ほどの入り口を抜け順路に沿って進むと、地下にすすむ大きな階段が。さらに視線を右側にむけると……

そこには江戸の街が!

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屋根にネコが!

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外観からは想像もできなかった、リアル・江戸がそこに再現されていました。

もともと深川エリアは江戸時代にできた埋め立て地。いまのお台場のような湾岸エリアのようなところで、海が近いこともあり、水運が発達。水運業を軸にしたお店がありました。

こちらが実際に人や物資を運んでいた船。最も多く運ばれたのは、「炭」。お湯を沸かしたりお米を炊いたりするのには必須ですので。

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この船着き場のすぐ近くにあるのが「ふなやど」。「やど」とはいいながら宿泊はできず、船頭さんのためのお食事処だったり、男女が?密会を?するような場所だったそうな。

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このように、当時の生活をそのまま見ることができる場所でした。これはホントに感動。

これまで見てきた資料館といえば、写真やケースに囲われた物品があり、そこに専門家が解説文を寄せている……という具合だったのですが、ここは全くの別物。「再現」されることで感じられる、リアリティーのパワーを感じます。

【感動ポイント2:見るだけでなく、「触れる・体験できる」展示物】

いくら「再現」されているといっても、見るだけだとつまらないと思いませんか? なんとここの展示物は触れるのです(一部、触ったりできないものがあるので、不安でしたら展示スタッフまで聞いてみたほうが安心)。

たとえばこちらの天ぷら屋。

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ここに天ぷらのレプリカみたいなものがありまして、それも手にとって見ることができます。

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現代の天ぷらとの違いを手にとって感じることができます。昔の天ぷらは串揚げタイプ。その場で立ったまま食べるようなスタイル。そして当時の売れ筋は「エビ」。紅白で縁起がいいということで。この感性は、江戸!という感じがしますよね。

【感動ポイント3:解説員がハイレベルすぎる!】

最後の感動ポイント。このような歴史ある風情を再現されていても、知識が無ければ「ふ〜ん」で過ぎ去ってしまいます。が、ここ深川江戸資料館は、ちがいました。展示スタッフの方が、気さくに声をかけてくれます。いろいろと懇切丁寧にお教えくださるのです。しかもこちらの素朴な疑問にもしっかり答えてくれる。

再現された環境と、当時の知識が合わさって、私の中で感動がうまれました。スタッフの方の知識量がとんでもないのです。

なぜその知識が重要かというと、この再現された街には具体的な設定があったんです。たとえばこちらの「於し津(おしず)」さんの家。

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於し津さんは、36歳。夫を亡くしたため、「唄を教えて生計を立てている」という設定になっており、家の中にはそのような生活をするための道具が詰まっているんです。こちらは於し津さんのペットを囲っているペットハウス。さっき屋根の上にのっていたネコのこども、という細かいところまで設定されています。

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他にも、「政助」さんのお家。

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若者で、これから江戸で一旗揚げるぜ!という意気込みをもっている方という設定。

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若者らしく、どうもガチャガチャした風景です。この政助さんは、小資本でも始められる「むきみ」屋さん。「むきみ」とは、アサリとかハマグリとかそういう貝類をそのへんの浜から採ってきて身を売るお仕事。

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江戸のエコシステムはすごいな〜ということを実感したのですが、その貝の貝殻はゴミではないんです。なんと、道路を舗装する素材として売られていました。無駄なものが一切無い、非常にエコな仕組みで経済は回っていました。

こんな知識は、この中をブラブラしていても得られるものではありません。この「再現」された江戸と、非常に知識豊富な展示スタッフがいることで、非常に価値の高いスポットとなっていることが実感できました。いくらでも興味深い話が出てくるのです。

確認してみると、常にひとりは英語で対応できるスタッフがいるようです。ですので海外からの方も気軽にご利用できます。この日も、たくさんの外国人の方がいらっしゃってました。

ですので、まずこちらの展示場に入ったら、展示スタッフ印(ネームプレートを首からさげてます)をつけた方を探し、「案内して欲しい」と伝えましょう。そうすると、ここでの体験を激的に濃厚にすることができます!

江戸の文化に触れてみたいという方には、激しくオススメしたいスポットでした。

Information

深川江戸資料館


住所:〒135-0021 東京都江東区白河1-3-28
電話:03-3630-8625
最寄駅:都営大江戸線・半蔵門線 「清澄白河駅」徒歩3分
開館時間(展示室):午前9時30分~午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:第2・4月曜日(祝日とかさなった場合は翌日)・年末年始・臨時休館(設備点検・展示替え等)

著者

IshizawaYoshinori
歯科医療系セールス・マーケティングのために全国津々浦々を動き回っています。東京大好きなのですが、青森生まれの青森育ちです。

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