那覇から日帰りも可能! 昔ながらの沖縄が残る島「久高島」 | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジン
那覇から日帰りも可能! 昔ながらの沖縄が残る島「久高島」

那覇から日帰りも可能! 昔ながらの沖縄が残る島「久高島」

沖縄本島南部に古くから「神の島」として知られている島があります。久高島です。この記事では久高島の魅力やスポットを紹介しています。

2015/06/23 NakaoYuki

那覇から日帰りも可能! 昔ながらの沖縄が残る島「久高島」

沖縄本島南部に古くから「神の島」として知られている島があります。久高島です。

島内には背の高い建物はひとつもなく、ありのままの自然の中に小さな集落が佇(たたず)んでいます。住民の方の会話は昔ながらのウチナーグチ(※1)で、誰にでも「こんにちは」とあいさつしてくれます。そんな昔のままの沖縄を感じることができる島です。

※1…ウチナーグチとは沖縄方言のこと。

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那覇から車で約30分、斎場御嶽のある南城市へ。そこからさらに高速船で約15分進んでください。周囲約8キロ、人口200人程度。静かで美しい久高島の風景が目の前に現れます。

那覇から日帰りも可能! 昔ながらの沖縄が残る島「久高島」

最近ではパワースポットとしても知られ始めている久高島。美しい自然の中で、静かにのんびりと過ごすのに最高のスポットです。

沖縄の神が、最初に舞い降りた島

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久高島は、琉球(※2)を創ったとされる神「アマミキヨ」が天から舞い降り、国づくりを始めた場所として古くから伝わっています。久高島が現在でも琉球の聖地と考えられ「神の島」と呼ばれる理由です。

歴代の琉球国王も久高島への参拝を必ず行い、今でも年間で約30ほどの祭事が執り行われ続けています。

※2…琉球とは沖縄の昔の呼び名のこと。

島の伝統や文化を守る、独自の土地制度

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久高島にはユニークな土地制度があります。久高島では一部の国有地を除くと、すべての土地が島の総有になっています。

個人は利用権のみを持ち、島外の人の所有は認められていません。この仕組みが島を乱開発から守り、島民のコミュニティを強くし、伝統や文化を今に残しているのだと言われています。空き家や放棄された農地の利用権を、島が回収できるルールも存在します。そのため島のどこへ行っても荒れた場所がほとんどありません。それも島全体にパワーを感じる理由かもしれません。

3時間で1周! 島巡りには自転車がオススメ

沖縄の離島といえばマリンスポーツを楽しむイメージがありますが、久高島では自然を感じながら、あちこちに点在する聖域を自転車で巡ることがオススメです!

島はほぼ平坦で、自転車なら約3時間で1周できる大きさ。港近くにレンタルサイクルショップが複数あります。船で配られるマップは手書きですが、親切に細かいスポットまで解説されていて、島の人のおもてなしを感じられる素敵なものです。

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目立つような看板は少なく、名前以外は書かれていないことが多いので、ゆっくりとサイクリングを楽しみましょう。

島内は自由に動くことができますが、一部例外もあります。島中のあちこちに存在する聖地です。海、森ともに聖域となっている場所や、完全立ち入り禁止区域もあるので、泳いだり道からはずれるときは注意が必要です。

久高島おすすめスポットベスト5!

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青い海の向こうに遠くに沖縄本島を望むカベール岬。

1.カベール岬:眺めているだけで心が洗われるような絶景。アマミキヨが降り立った場所といわれる伝説の聖地です。

2.フボー御嶽(クボー御嶽):沖縄全体の中でも最高レベルの聖域である、沖縄の「七御嶽(ナナウタキ)」のうちの1つで完全立ち入り禁止区域。入り口まで行くだけでも静かで神聖な雰囲気に包まれています。

3.久高殿(ウドゥンミャー)・外間殿(フカマドゥン)
久高島の2大祭場。島の儀式が今でも執り行われている神聖な場所。

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ただただ白い砂浜が続くイシキ浜。人工物は何もない。

4.イシキ浜:島の南側にある白砂のビーチ。その昔、五穀の壷が流れつき沖縄の農業が始まった場所として伝えられています。また古来より島の人たちはこの海の向こうにニライカナイ(※3)があると信じ、祈りを捧げてきた場所でもあります。

※3…ニライカナイとは、沖縄で昔から言い伝えられている、海の彼方にあるという理想郷のこと。

那覇から日帰りも可能! 昔ながらの沖縄が残る島「久高島」

島の中どこを走っていても、清々しいパワーを感じる風景に出会います。

5.ロマンスロード:数少ない整備された道。途中の休憩所では本当にキレイで透明な青い青い海が見えます。遠くの対岸に沖縄本島が見え、ここに座って海を眺めているだけで心が癒されます。

ここでは時間に追われず自然の中に身を置いて、気の向くままに深呼吸する時間を楽しむのもいいかもしれません。

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代表的な郷土料理の「イラブー汁」は滋養強壮の効用があるとのこと。

島での食事は、聖なる食べ物とされているイラブー(ウミヘビ)と、薬草も多く自生する久高島産の野菜をぜひ。

昔ながらの沖縄の風景と沖縄の人の心に触れることができるような久高島。那覇から日帰りで心のリフレッシュに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

information

住所:沖縄県南城市知念久高

アクセス:安座真港から徳仁港まで高速船で約15分、フェリーで約25分

【料金】(高速船、フェリー各1日3往復、合計6往復)
高速船:片道760円、往復1,460円
フェリー:片道670円、往復1,280円

【安座真港までの行き方】

◎那覇空港から車で:豊見城・瀬長島方面へ南下し、名嘉真交差点から沖縄高速道へ。南風原北IC下車。国道329号線右折。与那原交差点(与那原警察署前)直進331号線へ。南城市佐敷を経由して、知念安座真港へ左折(入り口に看板あり。サンサンビーチと入り口は同じ)

◎那覇市内から路線バスで:那覇バスターミナルで東陽バス38番。「知念安座真サンサンビーチ入り口」バス停下車。徒歩5分

詳しくは、久高海運公式HPをご覧ください。

著者

NakaoYuki
寝ても覚めても旅のことばかり考えている関西人。これまで住んだ場所は神戸→札幌→国内外放浪→東京→シアトル→沖縄&東京の2拠点生活。建築学科卒、バックパッカー歴と旅行業界経験長め。旅を通じてその土地の魅力や人をつなぐことに興味津々。

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