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日本のことば事典 「狛犬」

日本のことば事典 「狛犬」

2015/06/14 Mako Hayashi

日本のことば事典 「狛犬」

狛犬(こまいぬ)とは、想像上の動物で、神様を守る「神の使い」です。見た目はライオンや犬に似ています。神社や寺院の入口または本殿の手前には、狛犬の像が左右に2匹、向い合って置かれていることが多いです。

狛犬の起源はまだ謎が多いのですが、ギリシア神話のケルベロスやスフィンクスと関係があるのではないか、と考えられています。また沖縄には「シーサー」という、狛犬によく似た想像上の動物がいます。

左右の違いに注目してみよう

日本のことば事典 「狛犬」日本のことば事典 「狛犬」

一般的に向かって右側の狛犬は口を開いており、左側のものは口を閉じています。口が開いているのものを「阿形(あぎょう)」、口が閉じているのものを「吽形(うんぎょう)」と呼びます。

獅子・狛犬は中国や韓国にも同様のものがありますが、阿(あ)・吽(うん)の形は日本で多く見られる特徴であり、日本における仏教観を反映したものと考えられています。

シカにウサギ!? 狛犬の仲間たち

日本のことば事典 「狛犬」

狛犬とひと口に言っても、神社によって、そのデザインはさまざまです。なかには授乳をしているシーンの狛犬の像もあったりします。狛犬のデザインに注目するのも、神社の楽しみ方のひとつですね。

さらに狛犬には、そのほかの動物の仲間もいます。キツネやウサギ、トラやシカの像が置かれた神社もあるんです。これらは「狛狐(こまぎつね)」「狛虎(こまとら)」などと呼ばれます。神社に祀られている神様が誰かによって、神様を守る動物も変化するわけです。

例えば稲荷神(いなりがみ)はキツネ、毘沙門天(びしゃもんてん)はトラ、弁財天(べんざいてん)はヘビに守られています。「この神社には狛虎がいるから、毘沙門天(びしゃもんてん)が祀られているね」なんて言えるようになると、神社上級者です。ぜひ覚えてみてくださいね。

著者

Mako Hayashi
東京生まれ東京育ち東京在住の20歳。大学生をしています。動物とたわむれることと散歩をすることがとっても好きです。世界中の野生の動物に会いに行ったり、世界中の街を散歩しに行ったり、いつかできたらいいなぁ、なーんて思ってます。

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