インドネシア人アビが行く! 『@JAM EXPO 2014』後編 | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジン
インドネシア人アビが行く! 『@JAM EXPO 2014』後編

インドネシア人アビが行く! 『@JAM EXPO 2014』後編

インドネシア人アビがインドネシアから@JAMへの道のりを語った中編。今回の後編では、実際の@JAM EXPO 2014の模様をアイドルごとにお伝えします。

前編、中編はこちらからご覧いただけます。

インドネシア人アビが行く! 『@JAM EXPO 2014』前編
インドネシア人アビが行く! 『@JAM EXPO 2014』中編

インドネシア人アビが行く! 『@JAM EXPO 2014』後編

アップアップガールズ(仮)

時刻は朝10時。最も大きなステージであるストロベリーステージで、朝一番にパフォーマンスを見せた「アプガ」こと「アップアップガールズ(仮)」は、そんなプレッシャーをまったく感じさせないほど元気よく登場してきました。数々のステージで経験を積み重ねてきた彼女たちにとって、客を煽って盛り上げるのはお手のもの。最初こそ反応の鈍かったファンを、アップテンポな曲でどんどん盛り上げていきました。ファンも色とりどりのペンライトと大きな声援で応えてくれました。”持っているサイリュームを、そして持っていない人は魂をアイドルに届けてください!”という関根梓の熱いMCで、会場はよりヒートアップ。「全力!Pump Up!!」では観客と共にジャンプする彼女たちがとても楽しそうでした。

同じ会場でロックバンドのライブを何度か観たことがありますが、これほど大きい会場でアイドルのライブを観るのは初めてでした。アイドルのライブの盛り上がりもロックバンドのライブの盛り上がりも何ら変わらないんだなと思ったのです。違うところといえば拳がペンライトになっていることぐらいかもしれない。残念ながら次のアイドルのライブ時間が迫っていたため、ここで私はストローベリーステージを離れました。

妄想キャリブレーション

次に訪れたのは、今日必ず観ておきたかったアイドルの一つ、「でんぱ組.inc」の妹分としても知られる「妄キャリ」こと「妄想キャリブレーション」。ストロベリーステージに次ぐ広さのブルーベリーステージは、その前に出演していた「さんみゅ〜」の公演を終えた10時30分の時点で既にほぼ満員でした。「妄想キャリブレーション」が「でんぱ組.inc」と同じディアステージ出身だからか、フロアには「でんぱ組.inc」のTシャツを身に着けたファンの姿も多かったです。彼女達も「でんぱ組.inc」のようなワールドワイドなアイドルになってほしいなあと思いましたね。

入場曲が終わると同時に「妄想キャリブレーション」の5人が登場して「何故なら私、妄想少女ですの」が披露され、1曲目からディアステージmixでフロアは盛り上がっていました。MCでは双葉苗が”おはようございます!”と元気よく挨拶していました。そして次の曲「人生はいじわるなの…かな?」の合間には、口上を歌い上げるファンの姿も見えました。口上を歌い上げるファンとそれを聞きながら笑顔で踊るアイドルの場面はいつ見ても圧巻です。

ピーチステージで14時から行われていた彼女たちの2回目のライブでは、もう一回り小さいステージでありながらも、倍以上の盛り上がりを見せていました。通りすがりの人も足を止めて見入ってしまう程のヲタ芸パフォーマンスがそこにはあり――リフト、集団サンダースネーク、イエローパンチョスといった芸が次々に繰り出されていました。彼女達の熱いパフォーマンスは、まさに「妄想キャリブレーション」の勢いを物語っていました。その熱気から、来年、彼女達はさらに大きいステージに立っているだろうと私は確信したのです。

Negicco

「妄想キャリブレーション」を見終えると、11時をすこし回っていました。先ほどのストロベリーステージに戻ってみると、その時、観客の持つペンライトの色が徐々に緑と白に変わっていくのが見えました。何故ならば、次に登場するアイドルは、ネギが名産の新潟からやってきた「Negicco」であるため。メンバーのNao☆、Megu、Kaedeが登場すると、白と緑で統一された客席は光るネギ畑のようでとても綺麗でした。彼女たちは小学生の頃から一緒に活動していたというだけあって、3人の歌声はピッタリ。心地いいハーモニーと爽やかな曲調が合わさり、会場は和やかなムードに包まれていました。「トリプル!WONDERLAND」では、会場全体が”Make it!Negi!”コールを唱える場面もあり、癒されまくりの30分で大満足でした。

虹のコンキスタドール

続いては、イラストコミュニケーションサービスPixiv主催のアイドルプロジェクト”つくドル!”の第一弾として結成された『虹のコンキスタドール』。前山田健一、岸田メル、もふくちゃんといった豪華制作陣により選ばれた彼女たちは、間違いなく今要注目アイドルの一つです。このプロジェクトが発表された時、私のツイッターのタイムラインは『虹コン』の名前で溢れていました。

12時30分、メンバー10人全員がギリギリ横一列に立てるぐらいの大きさのグレープステージには、彼女達のデビュー2回目である、このライブを観ようとたくさんのファンが集まっていました。1曲目の「女の子むてき宣言!」は、テーマパークや遊園地を彷彿させるようなとても楽しい曲でした。

続く2曲目は、今年10月25日から開催される『Pixiv祭』のテーマソングにも決定している、新曲「ぴくしぶおんど」。この曲は琴や太鼓といった和の音を取り入れた、かっこかわいいサウンドが特徴です。今回が初披露だったのですが、盆踊りの動きを取り入れたダンスは、これからのライブで観客も一緒になって楽しめる曲になることでしょう。初々しいながらも可能性を感じさせるパフォーマンスでした。これからの活動が楽しみです!

プラニメ

「ブラニメ」は、元「BiS」のカミヤサキと、この@JAM EXPOで「いずこねこ」としての活動を終えたミズタマリによる注目のユニットです。どちらも王道のアイドルとは少し違うアイドル活動を続けてきた彼女たちがユニットを組むということをBiSの解散ライブで発表されたときは驚きましたし、ワクワクしました。

「虹のコンキスタドール」と同じくTokyo Idol Festivalでデビューを果たしたプラニメですが、曲も情報もまだまだ少ない彼女達のライブを丁度このタイミングで観られるのはとても楽しみでした。そんな彼女たちが今日1回目のライブを披露するパイナップルステージは、横浜アリーナに併設されたキャパ200人ほどの小さなライブハウス。12時55分のライブ開始時間に少し遅れて扉を開けるとフロアには重低音が気持ちいい4つ打ちのEDM曲が響いていました。

「BiS」や「いずこねこ」を色で表すと私は白もしくは黒を連想するのですが、プラニメはカラフルな衣装に身を包んでいたんです。それは「BiS」でもなく「いずこねこ」でもない「プラニメ」という新しい彼女達を体現しているのかもしれません。MCではゆるい感じなのに、曲が始まるとエモーショナルに歌い上げる二人の姿はとても美しかったし、かっこ良かったです。

lyrical school

「lyrical school」は、私が以前から気になっていたアイドルでした。しかし、気になっていたとはいえ、実は”ツイッターで見かけた物販のデザインがかわいいから”という程度のものであり、曲は全く聴いたことがありませんでした。”せっかくだから観てみよう”ぐらいの軽い気持ちでキウイステージに向かったが、そんな気持ちは良い意味で裏切られることになります。

17時45分、”ラップをするのは楽しいです!”の台詞で始まったのは「FRESH!!!」。私はヒッピホップやラップといった類の音楽をよく聞いていたわけではないのに、気がつくと足でリズムを取っていました。可愛らしい声とラップがこんなにも合う物だとはまったく予想していませんでした。

メンバー紹介までラップでこなしていた彼女たちは本当に楽しかった。細かいコールアンドレスポンスやクラップなど、彼女たちと観客との一体感は素晴らしかったです。ライブが終わる頃には、早く家に帰って「lyrical school」の事をもっと知りたいと思う自分がいました。こういった新しいアイドルとの出会いがあるのも「@JAM」の醍醐味なんですね。

でんぱ組.inc

そして最後は、話題も人気も沸騰中の「でんぱ組.inc」。彼女たちは、私をアイドルの世界に引き込んだアイドルでもあります。もちろんこの日トリを務めたメイン会場のストロベリーステージでは抜群のパフォーマンスと盛り上がりをみせた彼女たちでしたが、今回はあえてパイナップルステージで行われたライブの様子を書いていきます。

さすがは来年の2月には代々木第一体育館でのツーデイズライブを含めたホールツアーも既に決まっている「でんぱ組.inc」、キャパ200人前後のパイナップルステージは当然入場規制が掛かっておりました。時刻は17時、この先、こんな小さいステージで「でんぱ組.inc」のライブを観れる機会はそうそうないだろうと思いました。そんなプレミアライブがおこなわれる現場に立っていた自分は、ライブが始まる30分前から楽しみを通り越して緊張していました。

この時、私が「でんぱ組.inc」のライブを日本で観るのは約2年半振りでした。その時のステージもパイナップルステージ程の広さでしたが、集まっていたファンの数はこの日の5分の1程だろうと思います。2年半でこれ程までに躍進した彼女たちのポテンシャルはすさまじい物なんだな、などと思っているといよいよライブ開始時刻になりました。

照明が暗くなると、フロアは6色のメンバーカラーのペンライトによって照らされていました。そして「でんぱ組.inc」の6人が登場すると、フロアから割れんばかりの大歓声。登場の勢いをそのままに、「ちゅるりちゅるりら」でライブスタート。1曲目から全力のパフォーマンスを見せつける彼女たちに、観客も全力の声援で答えます。次曲は、ブレイクのきっかけになった「Future Diver」、私が大好きな曲を披露してくれました。サビでは観客が腕をピシッとあげて左右に揺らす振りコピが見事に決まり、口上を唱える場面は私も思わずファンと一緒になって叫んでしまいました。そして最後の曲「でんでんぱっしょん」で私は完全燃焼。

このステージでのライブはUstreamを通じて世界中に配信されていたらしく、「でんぱ組.inc」は一人ずつ英語で全世界のファンに向けてメッセージを送っていました。古川未鈴は”ウォッチ ミー!”と叫んでいましたが、彼女たちが世界中から注目されるアイドルになる日もそう遠くないのではないでしょうか?

(c)@JAM

Author

Momota Yokomori
東京の高校3年生男子。書くことが好き。知ることが好き。考えることが好き。モーニング娘。'14が好き。

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