濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」 | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジン
濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」

濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」

2014/10/10 MATCHA

濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」

新宿駅より30分ほど電車に揺られ、たどり着くは後楽園駅。近場には東京ドームや遊園地といった娯楽施設が立ち並ぶこの地に、「自家製麺 MENSHO TOKYO」はあります。オーナー・庄野智治さんが出店するラーメン・つけ麺屋は、このお店で5店舗目。そして、ここでは「ラム」をベースとしたスープを提供しているのだそう。

日本でスープのベースに使われるのは「鶏」や「魚介」、「豚骨」などが主流です。ラムを使ったラーメンやつけ麺は非常に珍しいのですが、一体、どんな味がするのでしょうか。

真っ赤なのれんと、独創性溢れる店内

濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」

「MENSHO TOKYO」の目印は、入り口前に掛けられた真っ赤な「のれん」。オーナーの庄野智治さんいわく、江戸時代より続く伝統的な染め方で染め上げたのだといいます。それでは、現代で主流の染め方では出ないような深い赤色に誘われて、店の敷居をまたいでみましょう。

濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」

店内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、天井から伸びる、イワシがたくさんついた大きなシャンデリア。スタッフたちの手でイワシをひとつひとつ付けたシャンデリアは、インテリアというより、もはやアート作品のような佇まいをしています。

さらに、カウンター席の奥には、透明なガラスで区切られた「ラボ(研究室)」が見えます。ここでは、ラーメンやつけ麺の研究をおこない、その結果をWeb上で世界に発信していくのだそうです。

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見た目にも華やかな逸品、ラム豚つけめん(全部のせ)

濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」

ラム豚つけめん(全部のせ)¥1080

そんなクリエイティブな空間でいただくのは独創性に溢れた「ラム豚つけめん(全部のせ)」。桜色のラムのチャーシューが乗っており、見た目も華やかな逸品です。たくさんのスパイスや調味料、レモンにつけた後、低温でじっくりと加熱して作られているチャーシューは、かめば噛むほど旨味が溢れ、レモンの爽やかな風味が鼻に抜けます。

濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」

次に、麺をいただきましょう。うっすらと黄色がかった麺は、毎朝工房で作られているため、常に打ちたての状態で提供されます。なんでも、日を置いてしまうと、麺に練りこまれた空気が抜けて、食感が固くなってしまうのだとか。

そんなこだわりの麺をスープに浸し、すすります。もっちりとした麺の歯ごたえを感じ、舌に伝わるのは優しく香るラムと豚骨のまろやかな旨味。次々と麺に手を伸ばしてしまうのは、スープに加えられたスパイスが香り高く、上品にスープ全体をまとめているからでしょうか。

ときどき香るほのかな甘味とほろ苦さは、トッピングされた「ほうじ茶」によるもの。日本でも「お茶」をトッピングとして使うのは非常に珍しいことですが、スパイスとしての役割を見事に果たしています。

濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」

スープの濃厚さとスパイスの香りに誘われるように、あっという間に完食です。今までに食べたことのない味わいと、新たなつけ麺の可能性を感じるような一杯は、どのようにして生まれるのでしょうか? そのヒントはオーナーの庄野智治さんの言葉に隠れていました。

濃厚というジャンルで新しい一杯を。春日の自家製麺「MENSHO TOKYO」

「日本国内では『濃厚』な味わいのラーメンやつけ麺において、目新しいものがなくなってきたという風潮を感じられます。でも、僕は『濃厚』というジャンルのなかで、新しい一杯を作りたい。まだ『濃厚』なラーメンやつけ麺というジャンルでも、未開拓の味わいがある!と、お客様に驚きと感動を与えたいんです」

常に新しいモノを探っていく探究心が作り上げた至高の一杯。ぜひ一度、ご賞味ください。

Information

自家製麺 MENSHO TOKYO


住所:文京区春日1-15-9 1F
営業時間:11:00-15:00/17:00-23:00
定休日:なし
Wi-Fi環境:なし
他言語対応:日本語のみ
アクセス:地下鉄丸ノ内線、南北線 後楽園駅A4出口から徒歩1分/大江戸線 春日駅より徒歩3分
参考価格:平均予算800円
電話番号:03-3830-0842
公式HP:http://menya-shono.com/tokyo/

(執筆:高根ちさと)

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